Novemberland (feat. BUGS)


少し薄着だったことに気づく

頬に触れる風 季節は老い急ぐ

こごえる指を合わせる

イマジナリー・ビーチ 

跡形もなく去った夏を思い返す

センタク出来ぬままに 錆を纏い

赤茶けた枯葉色の言葉 ふみしだいて

遠い 遠い 雲の切れ間なんて

青く水くさい場所に放る

my  mindそこにいるかい


まだ  光っているのやろか

それは自ら 水と書いたかたち 

描くことも出来ぬ はっとこぼれた 

ぱち ぱちとまたたく間に

はじける 声も届かない

ときのあわい 昼と夜のあわいだ

眠る あなたの かすかにふるう

長いまつ毛 きっと 先へと

走る電気 信号 音にならぬ

叫び抱いて ぼくはひとり

嘔吐くりかえし ここで膝を折るよ


Novemberland, ハレルヤ


そして喉の痛みとめざめ とても

おそろしい夢をみていたようで

ずれた毛布 引き寄せる

わずかに残る温みたしかめ

息をそっと 吐いて  Hey

しんしんと耳の奥で骨が鳴ってる

朝の訪れ  めくられるページ 

気づきゃここはNovember です  

冷たい心臓 から伝令 

「ひらいてくれよ メッセージ 」


連絡される 陰 に結びついた

肌 その滑らかさにほだされ

束の間の期待をはんで  笑んだ

ぼくに 満たされる はずもない

 いつも裏返したままのポッケ

溢れる薄明 そこにひとときの

感慨をにじませ ふと父と同じ場所に

生えてきた白い髪の毛に触れる

たぶん戸惑いじゃなくて

肺の奥でそれは鳴いてる


Novemberland, ハレルヤ


少し薄着だったことに気づく

頬に触れる風 季節は老い急ぐ

こごえる指を合わせる

イマジナリー・ビーチ 

跡形もなく去った夏を思い返す

センタク出来ぬままに 錆を纏い

赤茶けた枯葉色の言葉 ふみしだいて

遠い 遠い 雲の切れ間なんて

青く水くさい場所に放る

my  mindそこにいるかい

maco marets