sutekina
ペットボトルの水を一口 風も優しく凪いだひと時
ぶらぶら足を運んだ隣町 歓声あげて駆けてくこどもたち
どうもこんにちは 調子はどうすか
知らないあなたと視線を交換した
ほんの0コンマ1秒で 空気は揺れて胸ざわめきだした
この感覚いつぶりだろうか ため息ひとつ吐き出した間に間
音楽が聞こえた気がした なんだかとっても素敵な音が
キック スネア ハイハット リズムに合わせメロディは溢れ出す
アスファルトの上でふと立ち止まる 後ろを振り返る
そこに誰かいるはずもなく
ハロー グッバイ またどこかで 声にならないそんな言葉を
くしゃくしゃ丸めてポイ捨てまた黙って歩き出した街角
いつの間にかの頭の中は 今夜のご馳走でいっぱいだよ
美味しい肉と野菜を求めて 今からもう少し寄り道しようか