【B.N.34】運・動・音・痴(Sandwiches / 2020.5.12)
(この記事は2020年5月12日に投稿した内容をそのまま再掲したものです)
梅雨が忍び足で近づいてきておるような、そんな気配がやあですね。すっかり蒸し暑くなった今日この頃、わたしがnoteを書き始めるきっかけをくれた御仁であるJABBA DA FOOTBALL CLUBのノルオブこと山田大介氏と電話をする機会がありました。
そこで近況報告やら、今後の活動についてやらなんやら話をする中で、「そういえば最近いい曲がかけない、どうしたらいいやろか」と話題は制作の悩みにまで及び、そうです、公園までウォーキングしたお話(公園にて、青ジャンパー(あるいは)ぐるぐるおばあちゃん【Sandwiches # 32】)でも触れたのですが、ちょいとmindが固着&停滞気味なわたしです。破天荒な漢として知られる山田大介氏(ご存知ない向きは、ちょいと調べて彼のすてきなキャラクターを確認されたい)であれば、なにか素晴らしいアンサーをくれるのではないかと期待して相談をもちかけたのでした。
会話の流れははしょってしまいましょう。はたして、そこで出た結論はずばり「部屋の模様替えをすると気分も変わっていいかもよ」というものでした。どんなもんやろうか、やや、存外普通やない? との思いもないではないが、たしかに模様替え、楽しそうじゃないか。物は試しと気づけばわたし、やったるぞう! なんて膝を打っていたのであります。
これまでは、数回にわけて長々と綴ったように書棚の整理こそ繰り返していたけれど、部屋全体となるとしばらく手付かずであって、というのも所詮は安アパートのワンルームやけんよ、ドラマチックなビフォー・アフターを実践するほどの余地もないとそう考えていたのだ。事実、あらためてぐるりと部屋を見渡してみても動かせそうなアイテムは限られていて、件の書棚はまず微動だにせぬ、あとはプリンターやPlaystationを置いている一角もほかに移しようがない。
しばらく検討した結果、ベッドと机の位置を入れ替えることならできそうだ! との結論にいたりました(部屋の間取りもお伝えせぬままに話を進めて恐縮なのだけど、そんなに大事な部分ではないのでね、雰囲気でもってご想像つかあさい……)。んでもってごっとんごっとん、えっちらおっちら、狭い部屋の中で机をひっぱりベッドを押しおし椅子を持ち上げランプをずらし、汗みずくになりながらなんとか「入れ替え」に成功したのです。
それでどうなったのか申しますと、これがとてもいい感じなのね! 間取りどうこうではなくって、数年変わらずにいたその空間がわずかながらも変容したその事実、それこそがわが単純な脳みそにはすばらしく刺激的、かつこころよく押し寄せてきたのでした。うっふふうっふふ、サラリサラリ、これまたすぐに曲が書けてしまった。われながら、おそろしいほど素直な反応に驚くばかりです。
や、数ヶ月に及んだ「自粛」の空気は徐々にほどけてきておるけれど、一方このこころと身体はコチコチにこわばってしまったようで……やはり、よりしなやかでヘルシイなmindを取り戻すためには運動がかかせないのよね。もちろん、その「運動」っちゅうのはスポーツスポーツした意味だけではなく、模様替えで起きたささやかな変化のように、物理的でも精神的でも、とかくあらゆる動的作用含めた広義の「運動」であります。
来たる開放的シーズンにむけて #stayhome も次なる段階にさしかかっているような気がするけれど、変わらずお家にいながらわたし、健やかなる運動を実践してゆきたい所存です。スペシャルサンクス、山田大介氏!
おしらせ
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