Amazing Season
打ち寄せる 音の波に 飲まれて
言葉ならばどこかへ
消えてしまったところです
飲みほしたグラス一杯の水
次第に透明になっていった
「わたし」、「I」というwords
おぼろげなその輪郭
なぞるように君は言うはず
「あなたのことが分からない」とか
どうでもいいことなのに 笑っちゃうな
裏返した気持ちがパラレル
交わらないままで滲んでく
インクの色 黒から青へ
間の紺の季節が今で……
誰もいない部屋でwasting time……
amazing season それは amazing season……
見つからないものばかり
この心臓が止まるほどに
冷たい沈黙のプールへ
飛び込んだ先に空をみてる
Midnightにプロペラ飛行機
朝ぼらけの蒸気機関車
いびつなイメージ 切れぎれのままで
走るノートブックからの デザイア
ゆっくりと渦を巻くのは倦怠感
それは回る 冷めきった白い顔の
コーヒーカップのせたソーサー
吐息の温度を計るのは
きっと退屈だったから
写真立てに こびりついた
埃のようなfeelでkill time
誰もいない部屋でwasting time……
amazing season それは amazing season……