July 11 (feat. sofrozyne)
手 すり抜けた魚 うろこたち はがれた
指の腹でひかった虹 不気味な油
シャツでふいたけれど落ちぬ 小さな骨のかけら
乾いてこびりついた そのにおいを思い出した
なまぬるい血をのんで にごらせた息に
肌 ふれたのは空洞の春 貝がら埋める石灰岩
ざらざらのまなこで毎晩 ふれたmy penis
水が流れている音を 聞いた ああ 7月 だった
押し黙った 7.11
からっぽのうつわと踊る
間抜けな顔で ホットミルク
こぼしたまま 居間のテーブル
押し黙った 7.11
からっぽのうつわと踊る
間抜けな顔で ホットミルク
こぼしたまま 居間のテーブル
TREEHOUSE BOY is Forever
それは曖昧さを受け入れた
ほそい筆でしたためた a letter
だけど 宛名はだれだ?
ポストカードのなか 金色の小麦畑
予感つれて 切手貼ったイメージたちよとべ
それまではここで口をつぐんでいる
あたらしい川がきたる 3秒前 Waterslide
押し黙った 7.11
からっぽのうつわと踊る
間抜けな顔で ホットミルク
こぼしたまま 居間のテーブル
押し黙った 7.11
からっぽのうつわと踊る
間抜けな顔で ホットミルク
こぼしたまま 居間のテーブル